子育て中のママにとって秋の一大行事と言えば、やっぱり七五三です。
写真スタジオや美容室で身支度を整えてお参りに行く方が多いようですが、共働き家庭では事前に予定を立てられず、いざ予約を取ろうと思ったらいっぱいだった!なんて事態も起こりがちです。
今回はそんな不測の事態に覚えておくと安心な、簡単!子供の和装ヘアアレンジをご紹介したいと思います。
◆七五三ヘアアレンジ百均で用意するもの◆
・お団子メーカー(大)
我が家は百円ショップ「セリア」で購入
・お団子メーカー(小)
同じく「セリア」で購入
・ヘアゴム(黒系、細~中細)1本
百円ショップで購入
・Uピン 10本程度
百円ショップで購入。塗装タイプはポロポロはがれるので、表面が紙のような素材で
出来ているものがおススメです。
・アメリカピン(玉つき) 10本程度
百円ショップで購入。玉なしタイプは子供が痛がる確率が高いです。
・まとめ髪用整髪料
おススメは「マトメージュ/まとめ髪ウォーター」。ドラッグストアで購入できます。
・ヘアスプレー(ハードタイプ)
おススメは「VO5/エクストラハード」。こちらもドラッグストアで購入できます。
・仕上げ用のお飾り
鹿の子やかんざし、ちりめん飾りなど。ライトな花飾りは百円ショップでも購入できます。
◆子供のヘアアレンジ簡単手順◆
1.高い位置でポニーテールを作る
事前に髪をまとめやすくすると簡単で綺麗に仕上がります。
まとめ髪用の整髪料やワックスを使用すると良いでしょう。
短い髪が多く落ちてきてしまう心配がある場合には、ジェルタイプのものを使用するとよりキレイに纏まります。
ヘアゴムはあらかじめ輪っかになっているものよりも、一本のゴムを巻き付けてぎゅっと結んで締める方がよりしっかり結べます。
前髪が短い場合…そのまま垂らすか、横に流して整えてください
前髪が長い場合…上方向にまっすぐ持ち上げて15センチほど上の位置で結びます。
前髪の結び目を少し前に押し出してふわっとなるように位置を決め、ポニーテールの結び目と同じ位置で結って纏めます。(前髪が綺麗に持ち上がらない時は毛タボを少し入れてあげるとキレイです。)
2.ポニーテールを上下で3:1に分ける
和髪のお団子ヘアは、上を大きく下を小さくするのがポイントです。
均等のお団子よりもきちんと感が出て、和装ヘアらしく見せることが出来ます。
3.上部の髪にお団子メーカ(大)を巻き付けピンで固定する
本来は「毛タボ」を入れて仕上げますが、ドーナツ型の「お団子メーカー」で代用できます。
ドーナツ型の穴の部分に毛先をくぐらせ、そのままグルグルと上に向かって根元まで巻き込みピンで固定します。
ピンを差すときの時のポイントは、縫い付けるような感覚でジグザグに差すこと。
お団子メーカーはピンが通りにくいので、Uピンを使用すると簡単に固定することができます。
4.下部の髪にお団子メーカー(小)を巻き付けピンで固定する
上部と同じくドーナツ型の穴の部分に毛先をくぐらせ、今度は下に向かって根元まで巻き込みピンで固定します。
巻き込んで固定したら、上下ともに指先を使って少しずつ髪を左右に広げて形を整えましょう。
中のお団子メーカーが多少見えてしまっていても、間近で見ない限りは意外と解らないものなので大丈夫です。
5.ハードスプレーを全体にかけ、面を整えて完成!
面をキレイに整えるポイントは、コームを寝かせてなでつけるような感じで髪をまとめた方向に動かすこと。
手の平で撫でてあげるだけでも、キレイに仕上がります。
後れ毛が出ているとだらしなく見えてしまうので、うなじの部分の髪は特に注意して整えてあげると良いでしょう。
完成したお団子ヘアに、七五三用の和装飾りを付けてあげるだけでグッと可愛らしくなります。
特におススメなのは「鹿の子」というお飾りです。
形を整えてお団子の分かれ目にUピンで固定してあげるだけなのですが、見た目が華やかになるだけでなく、乱れがちなお団子の分かれ目部分の目隠しにもなるのでとても重宝します。
また、飾りをライトなものに変えるだけで浴衣ヘアにもアレンジができます。
夏の浴衣姿も、髪をきっちり結ってあげると一層可愛らしくなっておススメですよ!
さいごに
一見難しそうに見える和装ヘアアレンジですが、慣れてくると10分程でも完成させる事ができます。
小さいお子さんでも、お母さんが結ってくれるならリラックスして身を任せてくれそうですよね。
皆さんも、是非チャレンジしてみてください!
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