冬は寒いから温度設定を高めに設定してしまいます。
空気を温めすぎてしますと、乾燥が気になります。乾燥すると
のどや鼻もやられてしまうし、肌もカサカサになってしまいます。
見出し
エアコンの暖房、設定温度と体感温度はこんなにも違う?!
設定温度
冬のエアコンの暖房の設定温度は18℃から23℃がいいとされています。
大体20℃前後です。
体感温度
では体感温度はどうでしょう。
体感温度とは、からだに感じる暑さ・寒さなどの度合いを数値で表したものです。
気温が大きな影響をうけますが、プラスして、湿度と風速も影響をうけます。
体感温度には計算方法が2つあるようですが、
記号と数字だらけで訳が分からないので省略します。
難しく考えると頭がゴチャゴチャになるので簡単に考えてみましょう。
冬は低温低湿なので、湿度を上げれば体感温度も上がります。
例えば、温度と湿度と体感温度の3つの関係を例にあげてみると
湿度10% 温度27℃ 体感温度21.9℃
湿度20% 温度26℃ 体感温度22.0℃
湿度30% 温度25℃ 体感温度22.0℃
湿度40% 温度24℃ 体感温度21.9℃
湿度50% 温度23℃ 体感温度21.8℃
湿度60% 温度22℃ 体感温度21.6℃
湿度70% 温度21℃ 体感温度21.3℃
*ミスナールの体感温度計算式から無風状態で算出
こうやって見ると湿度と温度が変化しているのに
体感温度がほとんど変わっていません。
温度が4℃も違うのに体感温度はほとんど同じです。
これは、湿度が関係しています。
温度設定も大事ですが、湿度の管理も大切になります。
ウイルス負けする温度?乾燥の大敵、美肌にいい温度?!こうすれば一挙解決!!
冬になると風邪、インフルエンザが流行ってきます。
インフルエンザウイルスと湿度、温度の関係性がわかる研究結果によると、
『温度21℃~24℃、湿度50%に保ち、
6時間後にウイルスの生存率をみると、3%~5%であったのに対し、
湿度20%の下げるとウイルス生存率は60%になった。』
『温度7℃~8℃の低温で湿度50%以上における
6時間後のウイルス生存率は35%~42%』
『温度7℃~8℃の低温で湿度22%~25%に下げると
6時間後のウイルス生存率は63%だった。』
『温度32℃、湿度50%では6時間後のウイルス生存率はゼロだった。』
この研究結果からもわかるように温度と湿度が高いと、
ウイルスも活動しにくくなります。
気温が低くても湿度をそれなりに保つといいということがわかります。
美肌に影響してくるのも湿度です。美肌にいい湿度は60%が良いようです。
特に就寝中の寝室の湿度を60%に保つことで良い睡眠に適しているようです。
部屋を湿度50%以上くらいに保つことが
ウイルス生存率にも美肌にも良いことがわかります。
加湿器で保てれば一番いいのですが、
ほかにも簡単に加湿器代わりになるようなものを紹介します。
・コップにお湯を入れてベッドサイドに置く。
・濡れタオルや洗濯物を部屋に干す。
・ベンジャミンなどの加湿をしてくれる観葉植物を置く。
などです。
まとめ
冬になると乾燥が気になってきます。
空気が乾燥してくると肌もカサカサになってくるし、
のどや鼻もやられてしまい、風邪も気になってきます。
なので、温度も大事ですが、湿度を保つことがとても大事になってきます。
湿度を保つには加湿器が必要になってきますが、
加湿器もいいやつだとすごく高いし、安いものだと効果があるのか心配ですし、
すぐに壊れてしまいます。上で紹介したように、
簡単に取り入れられるのもあるのでうまく活用して湿度を保ちましょう。
コメント