夏休みの宿題といえば、毎年頭を悩ますのが自由工作。毎年てんやわんやです^^;
今回は、私の息子が小学3年生のときに、動物ポンポンを作って一工夫を加えることで素敵な作品になったので、そのやり方をご紹介します。
動物ポンポンの作り方
ボンボンのつくり方ですが、幅5センチくらいの厚紙に毛糸をぐるぐると巻きつけそれをそっと厚紙から外し、中央をぎゅっと毛糸で縛ります。輪になっている両端にハサミを入れ、ボンボンをきれいな球状に整えて出来上がりです。
このボンボンマスコット作りは現在人気なようで、今は誰でもきれいに簡単にできる道具も売られています。
一つ作ってみると、思いのほか可愛くて出来上がりました。もう一つ作ってみます。また感じの違ったものが出来上がりました。楽しくて、どんどん作りました。
毛糸の色を変えたり、分量を変えることで違った印象になりましたし、最後にプラスチックの目のパーツをボンドでつけるのですが、木工用ボンドを使ったので、最初に狙った場所からどうしてもずれてしまいます。きちんとついたらもちろん可愛いし、多少ずれてもそれはそれで味になって、愛嬌があるものになりました。
男の子なので、初めは空き箱を使ったロボットとか、木で作った小物入れ、などを思い浮かべましたが、2歳上の姉の影響なのか、息子は男の子の割にぬいぐるみなどの可愛いものが好きでした。私も裁縫が好きで普段から洋服などを作っていましたので、いわゆる手芸用品が売っているお店にはよく足を運んでいた関係で、ボンボンマスコットの作り方を紹介した本を見つけ、「これ可愛い!!」と作ることに決めました。
動物ポンポンは、アクリルの毛糸をつかって、球状のポンポンを作り、そこにフェルトで耳や手足をつけ、ビーズやプラスチックのパーツで目をつけて作る簡単な人形です。出来上がるのは動物で、大きさは6~7センチのものを作りました。
夏休みの工作となるもう一押しのアイデア
結局その中から、息子の作ったものと私が作った比較的下手くそなものを選んで、(一応、全部息子が作ったように見せるため)ファミリー的なものを作りました。お父さんとお母さんと、子供達、みたいな感じです。
段ボールの空き箱に包装紙を張り、簡単なテーブルなどの家具を作ります。そこに適当にマスコットを配置して出来上がりです。イメージとしてはシルバニアファミリーですね。本物は一つも家のありませんでしたけど。
そうすると、今度はそれぞれに名前をつけたくなります。あと、役割というか設定ですね。その子はしっかり者で、この子はちょっとおっとりで、みたいにイメージがどんどん膨らんで、いつの間にか、お話ができていくんです。
息子はもちろんそれを見ていた娘も加わって、それぞれのキャラクターになりきり、話をどんどん展開させていきました。作るのも楽しかったですが、どちらかというと、この、その後のお話を考える時間が楽しかったかもしれません。
その時はそこまではしませんでしたが、今考えるとそのストーリーを文章にしてノートか何かに書き上げて、人形と一緒に提出すれば、とても良い作品になったかもしれませんね。
無事出来上がった人形は段ボールの中に配置したので、ダンボールごと持ったいけば、持ち運びも楽ちんでした。
さいごに
動物ポンポンはキットや本も打っているのでそれを見てやると簡単に作れます。出来上がった動物ポンポンに一工夫を加えることで、素敵な工作になりますよ~。
我が家では、親子で夢中になっていたら、いつの間にか人形だらけになりました。息子が作ったもの3割、私が作ったもの7割、といったところでしょうか。余った人形は紐をつけて息子のカバンにつけたり、お部屋に今でも飾ったりしています。ちょうどお雛祭りのつるし雛みたいに縦に糸で繋げてぶら下げたりしても、可愛かったです。
夏休みの宿題の中でも厄介に思われがちな自由工作ですが、楽しんで作る気持ちがあれば、いい作品ができ、いい思い出にもなると思います。
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