女の子同士で食事やお茶したりする会合「女子会」という言葉はすっかりお馴染みになり、「鉄子」「山ガール」といったように、女性が様々な分野において趣味を持ったり、特技にしたりすることが広く容認されるようになりました。
また、「おひとりさま」という言葉も時期ほぼ同じくして周知されるようになり、男性だけではなく女性ひとりでの食事や旅行などに対しても、あまり抵抗がない社会になりつつあります。
最近では「女性のひとり旅」が旅行会社でプラニングされ、商品化されるほど浸透してきました。今回は最近話題の「女性のひとり旅」についてお話していきたいと思います。
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「ひとり時間」の醍醐味とは?
私自身は学生時代から大人数の友人、家族みんなでのホームパーティや旅行、友人同士はもちろんのこと、職場の飲み会の企画(しかも余興あり)が得意で、わいわい騒ぐのが大好きです。
しかし、それと同じくらい好きなのが「ひとり時間」です。
「ひとり時間が好きだなんて、さびしい人だな。」と感じる方もいるとは思いますが、私にとっては違います。「ひとり時間」は自分のペースだけを大切にしながら、思いついた時にやりたいことができる…自分の気分に合わせて、好きな場所で好きなことができ、気に入ったらそこでゆっくりするもよし、気が変わったらすぐ違うことに切り替えるもよし…それは至福のひとときなのです。
少しの時間ができた時、気が赴くままにショッピングしたり、カフェに寄ったり、ちょっとリッチなコースを食べたり…それでも十分幸せを感じますが、もう少し自分に時間がとれそうな時は、思い切って「ひとり旅」なんていう選択もいいですね。
大まかな計画だけ立てて、あとは天気と気分と予算に合わせて、普段の生活空間から切り離された、探せば星の数ほどある興味・関心と選択肢の中から一期一会の旅を企画・実行する…まさに至極のひとときです。
「女性ひとり旅」おすすめのプラン
私のおすすめプランは、マイカーを使った「道の駅」めぐり&温泉グルメツアーです。
「道の駅」巡りは楽しさあり・癒しあり・達成感あり!
道の駅といえば、広い駐車場があるので、運転で疲れた体をじっくり休めたり、整備されたきれいなお手洗いで、トイレ休憩したりできます。
授乳室やおむつ交換台が設置されている場所や、さらにはミルク用の熱いお湯が使用できる給湯室が自由に使える場所もあるので、小さなお子さん連れでも安心ですね。
その上、地元の食材を使ったレストランや地元の特産品となっている雑貨や食材、お土産などが販売されている場所が多く、訪れた地域の特色を堪能でき、見るだけでもわくわくします。
道の駅巡りといえば、もう一つのお楽しみがスタンプラリーです。
全国各地にある道の駅にはそれぞれデザインの異なったスタンプが置かれていて、例えば北海道だと179市町村に道の駅があり、それぞれにスタンプ&スタンプ台が設置されています。
「スタンプブック」というものを始めに購入、それに各駅のスタンプを押していくわけなのです(スタンプが押せない時間や休館日・改修工事などで押せない場合もあるので、行く前に要チェック!)。このスタンプブックは地域によって200~400円程度かかりますが、場所によってはお得なクーポン付きのものもあるようです。
また、およそ1年設けられている期間内に全駅達成すると、全駅完全制覇認定証とステッカーがもれなくもらえ、また完全制覇しても、していなくても既定の数のスタンプを集められると道の駅の特産品などがあたる抽選に参加できたりなどの楽しみもあります。
各市町村や道の駅独自のお祭・イベントも要チェック!
イベントやお祭には、試食・試飲のサービスが受けられたりや無料のアクティビティーに参加できたり…お得で楽しいことが盛りだくさんです。数量限定ではありましたが、地元特産の炊き出しをいただいたり、タダで水上バイクに乗せてもらったりと、貴重な体験をさせてもらいました。
好みの泉質や露天風呂の温泉で体を癒す!
各地の温泉の泉質や露天から見える景色の違いを堪能しつつ、その日の疲れはその日のうちにとる!
場所によって、様々な景色と泉質を楽しめる温泉巡りも旅の醍醐味です。疲れ度合いや今後の予定によってお湯に浸かりたい・浸かれる時間はまちまちなので、待ったり待たせたりする煩わしさがない一人旅の温泉は本当に良いものです。
ご当地グルメは安くて高品質!
やはり地元の食材をふんだんに使ったものは、新鮮でおいしい!そして安い!まさしくコスパです。さらにおひとり様だと、お店の人と仲良くお話するチャンスが多く、ネットや雑誌にはない貴重な情報を入手できるので嬉しいです。
マイカーで車中泊をすることで節約!快適に過ごすコツは?
私の場合は「寝たらどこでも一緒」なので、宿泊にはお金をかけず、グルメにお金をかけ、少しでも長く、遠くに旅行したいタイプなので、マイカー旅行の基本は車中泊でした。ただし、「女性ひとり旅」のため、治安にはかなり気を遣いました。
駐車スペースは道の駅の駐車場内で、かつやや人目に付きやすい場所を選びました。これは何かあった時に、すぐに誰かに気づいてもらえるようにするためです。そのため、街灯が煌々と灯されてまぶしいし、プライベートが確保できにくいため、寝る前などは車内が見えないようにするために、吸盤と洗濯ロープと布などで窓を覆いました。
また、真夏でも朝方になると車中はかなり冷え込むので、冷え対策と硬い床に寝ることによる体のダメージを防ぐために、エアベッドを持参し、後部座席をフルフラットにして使用していました。これでお金をかけずに快適な睡眠を確保できました。
さいごに
今回は私流の女性のひとり旅についてのお話をしましたが、最近では旅行会社で様々な「女性ひとり旅」のプランが提案されています。ワンランク上の癒し、または旅にスキルアップやボランティアなどの要素を求めている方にはとても魅力のあるものが数多く存在します。
あなたはどんな旅がお好みですか。今の自分を変えるきっかけ作りのために、日常生活から離れた環境に身を委ね、癒されるために…ぜひ自分にぴったりの旅行プランを見つけてくださいね。
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