花粉症対策として、免疫力を高める食生活をしよう!
と聞いたことがある人は多いようです。
そのためには特定の食材をたくさん食べるよりも、
いろんな食品を食べることでバランスよく
栄養を摂取できます。
それは野菜も。
では、何を食べるのがよくて何がNGなのでしょうか?
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花粉症に効く野菜は何?
まず、花粉症対策として
「この野菜をたくさん食べる!」
というのはおすすめできません。
どうしてかというと、花粉症の対策として
免疫力を高めることが大事で、
そのためには「バランスよく」栄養素を
摂取することがポイントだからです。
もし、どんなにいい栄養素でも、
そればかり摂っていると偏ってしまいます。
バランスよく食べることを前提として、
積極的に摂りたいものがこちら☆
身体の免疫力をアップさせる野菜
大根、かぼちゃ、にんにく、トマト、ほうれん草です。
これらは、抗酸化作用が高いビタミンC、E、Bや
βカロテンを豊富に含んでいます♪
他にも抗酸化作用のあるポリフェノールを
多く含む食品としては、
シソ科のローズマリーやレモンバームがあります。
すっきりした味覚も花粉症の症状にはうれしいですね。
また、カラダが温まると免疫力がアップします。
しょうがや玄米、豆類、海藻といった鉄分やたんぱく質が
豊富に含まれる食品を積極的に摂りましょう。
腸内環境を正常化して花粉症に効く!
干しシイタケ、バナナ、さつまいもなどの食物繊維たっぷりの野菜。
チーズやヨーグルト、納豆などの発酵食品(野菜ではないですが。。)
腸内が正常に機能していると免疫力をいい状態に
キープしやすくなります。
これらの食品で善玉菌を増やしましょう。
目や鼻の粘膜を保護して花粉症対策!
「ネバネバ」した納豆、なめこ、オクラ、めかぶに
たくさん含まれる「ムチン」を多く摂りましょう。
目や鼻の粘膜が弱くなると過敏に症状が出る引き金に。
また、鼻をたくさん噛むとどうしても粘膜が傷つくので、
ムチンで修復しましょう。
生野菜の目標摂取量としては、
1日350gが目安になります。
生野菜だと両手に3杯程度で、
ゆでたものだと片手で3杯くらいです。
食べる量のバランスですが、
厚生労働省の「健康日本21」という指標では、
緑黄色野菜120g
そのほかの野菜230g
という推奨値があります。
「緑黄色野菜」は色の濃い野菜で、
ニンジン、ホウレンソウ、トマト、ブロッコリー、アスパラ、
オクラ、モロヘイヤ、サラダ菜、春菊、ニラ、シシトウガラシ、
インゲンマメ
といったもの。
そのほかの野菜(淡色野菜)としては、
もやし、玉ねぎ、海藻、キノコ類、キャベツ、
大根、白菜、カリフラワー、レンコン、サツマイモ、
レタス、セロリ
といったものがあります。
これらをバランスよくですね!
花粉症のときに食べてはいけない野菜は何?
野菜や果物を食べると口の中がかゆくなる症状が
出る人がいます。
これは、花粉症持ちの方の場合が多いです。
かゆみだけにととまらず、気持ち悪くなったり、
下痢の症状も。
何を食べた時なのかはひとそれぞれ。
ウリ科のスイカやキュウリ、メロン
リンゴやリンゴの加工食品。
加工食品は熱しているため症状が出ないことも。
ほかにも、サクランボ、桃、梨、レモン、ニンジン、ナス
にんにく、梅、パイナップル、グレープフルーツ
といった野菜や果物が要注意です。
花粉症に野菜ジュースは効果がある?
そんなにたくさんの野菜は摂れないから、
「野菜ジュースをたくさん飲もう」
と考える人もいるのではないでしょうか??
私も以前はそのように考えていましたし、
今でも野菜ジュースに頼ることもあります^^
でも、ジュースと野菜を丸ごと食べるのとでは、
カラダに入る栄養分が違います。
まず、加工段階で食物繊維部分やビタミンが
不足します。
また、糖分も加えられるため、
飲みすぎでカロリーオーバーになることも。
案外カロリー高かったりします。
補助的に取りいれるのはいいと思いますが、
飲みすぎ注意ですね。
1日1パック250ml程度にしましょう。
免疫力アップできる野菜は花粉症対策のポイント!
いろんな花粉症対策があるのですが、
「免疫力アップの方法」だったりします。
そのためには、今回ご紹介した推奨の摂取量を
ひとつの目安にして食事に野菜を積極的に
取りいれてみましょう^^
ただし、花粉症持ちに症状が現れやすい
「果物アレルギー」には要注意です☆
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