新入社員の仕事の教え方や叱り方、難しいですよね。
今回はどうやって新人を指導するのか、消極的な新人への接し方についてです。
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新入社員への仕事の教え方は?
新入社員への仕事の教え方、どうするのがいいのかはその新人次第なところがあります。
それでも、「アメとムチ」が大事だということは変わりないと思います。(程度の差こそありますが。)
基本的なことを教えた後に、実際にやらせてみる。それでできた場合には、できたことに対してほめる。
もし、うまくいかなかった場合には、次はうまくいくようなアドバイスを与えてやる。
そうして次の仕事をやらせる。基本はこの繰り返しですよね。
「アメ」を与える方法も案外難しかったりします。
与えすぎると、この程度でいいのだと過信に走って成長を鈍らせてしまうことにもなりかねません。
そういった意味で、程よく与えることが大事だなと感じています。
そして、新人への教える以前に、上司がどう構えているのかを案外新人は見ていたりするもの。
部下をどのように育てるのか以前に、自分がどんな人で、どんな気持ちで仕事に取り組んでいるのかによって
職場の雰囲気も変わりますし、部下の仕事ぶりもむしろそちらの方が影響を与えるのかもしれません。
新入社員の叱り方は難しい
「ムチ」を与える方法もなかなか難しかったりします。
自分の子の叱り方も難しいけれど、新入社員(他人の子供)の叱り方はもっと難しいのかもしれませんね。
ときには叱ることも大事ですが、注意したいのはその叱り方。
頭ごなしに否定することは避けましょう。
何の説明もなく、「理由がないのに怒られている」と新人が感じてしまうとモチベーションが下がって、愚痴ばかりの気持ちしか新人に出てきません。
どうすればよかったのか、次へのアドバイスも含めて伝えるようにしましょう。
これが難しいんですよね。言うべき時には「ガツン」と言う。だけどモチベーションは下げないようにする。シンプルなのですが実際にやるとなると難しいです。
あと一つ、くれぐれも避けたいのが「叱っている自分に酔うこと」たま~にいます。大声で怒鳴ることでストレス発散にしているのでは?という上司が。。
組織や部下を思って叱っているのか、自分のために(ストレス発散?)大声を出しているのかは、周りはなんとなくわかるものです。やっていて恥ずかしいのでむやみに大声を出すことはやめましょう。
新入社員が消極的なときには・・?
「最近の新入社員は消極的だ」というのはずっと言われ続けていることのようです。
10年前も同じように言われていました。(笑)
消極的な原因の一つには、「自信のなさ」から来ている場合があります。
この場合には、「アメとアメ作戦」とういものがあります。
できたことを「ほめて、ほめる」ことで自信を付けさせる方法です。
この方法を自惚れやすい新人に実践すると勘違いを生んでしまうので注意が必要なのですが、
消極的で今一つ自分に自信が持てていない場合には、できていることに対して誉めることで徐々に積極的なることができます。
まとめ
人を育てるって根気のいることだなと最近よく思います。
私自身は「中堅」と言われる年代に突入する頃なので偉そうなことを言える立場ではないのですが、
自分をここまで根気強く指導してくれ、見守ってくれた上司には頭が下がります。
その時の感情に流されずに、長い目で見て新人の指導ができ、その新人に後で振り返ってみると今の自分の成長につながっていると思ってもらえると最高ですね。
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