昨日に引き続き、出産をきっかけとした教育費についてです。前回は「生命保険に入りました~」と言う記事を書きました。今回も子供が生まれるからこそ考えて調べたことです。そもそも、「いつまでに」「いくら」かかるのかとそのお金を貯金で貯めるのかいろんな種類の保険で貯めるのかそれとも・・?という貯め方についてまとめます。
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子供の教育費いくらかかる?
子供の教育費用がいつまでにいくらかかるのかを文部科学省が平成26年度に行った「平成26年度子供の学習費調査」で見ていきましょう。
公立と私立の場合とで見ていきます。
子供の教育費~公立の場合
幼稚園: 889,056円(3歳から6歳の4年間)
小学校:1,930,248円(7歳から12歳)
中学校:1,445,523円(13歳から15歳)
高校:1,229,937円(16歳から18歳)
大学:2,928,800円(19歳から22歳)
幼稚園から高校までの教育費は、
学校教育費、学校給食費、学校外活動費を合計した額
大学の学費は、
授業料、その他の学校納付金、修学費、課外活動費、通学費の合計
オール公立で4年制大学まで行った場合には合計で8,423,564円必要です。しかも最近だと国立大学が私立と比べて格安すぎるということで値上げしてきているので将来的にもっと高くなりそうな気配です。高校は無償化のところもあるので中学校の方が平均だと低くなっていますね。
子供の教育費~私立の場合
幼稚園:1,992,032円(3歳から6歳の4年間)
小学校:9,214,734円(7歳から12歳)
中学校:4,015,869円(13歳から15歳)
高校:2,985,885円(16歳から18歳)
大学:5,314,400円(19歳から22歳)
オール私立だと合計で23,522,920円必要です。しかも幼稚園や小学校から私立の場合にはすぐにある程度まとまったお金が必要になります。
子供の教育費~中学高校は私立で国立大学の場合
幼稚園: 889,056円(3歳から6歳の4年間)
小学校:1,930,248円(7歳から12歳)
中学校:4,015,869円(13歳から15歳)
高校:2,985,885円(16歳から18歳)
大学:2,928,800円(19歳から22歳)
幼稚園、小学校は公立で中学高校は私立、大学は国立に行った場合の合計は12,749,858円となります。オール私立と比べると1千100万円以上の差があります。
子供の教育費貯金の方法は?
我が家で教育費を貯めるために利用したのは、満期が来る時期の違う2つの保険とボーナスの銀行貯金です。
子供の教育費のための保険
加入したのは保険料払い込み期間が10年と15年の2つの保険で、種類としては「低解約返戻金型終身保険(無配当)」という長い名称がついたものです。
「保険料払い込み期間」と「低解約返戻金型終身保険」とは?という部分について言葉の説明します。専門家ではないので正確な表現ではありませんが概要ができるだけわかるようにまとめます。それではいってみましょう。
「保険料払い込み期間」は、保険料を支払う期間が10年の場合には、10年間毎月一定額の保険料を支払います。年払い(前納)すると支払う保険料総額が少なくなる商品もあります。
続いて「低解約返戻金型終身保険」についてです。「低い 解約返戻金」の「終身保険」という意味です。解約返戻金というのは、「解約した場合に戻ってくる金額」のことです。終身保険は生命保険のひとつ。被保険者(保険を申し込んだ本人)が亡くなるまで解約しない限りは保険の保障期間となります。
最初に決めた払込期間が来る前に解約すると支払った額が戻ってくる額(返戻金)を下回ります。その分払込期間を超えると解約返戻金の額が100%を超えてそれ以降解約せずにいることで返戻率(戻ってくる額の割合)が増えていきます。もちろん、払込期間を過ぎた後には保険料を支払う必要はありませんし銀行に預けるよりも利率がいいです。
払込保険料累計と解約返戻金とのイメージをグラフにしたものがこちらです。30歳で払込期間15年で契約した場合のシミュレーションです。青色の線グラフが払い込んだ保険料の累計額、赤色が返戻金(戻ってくる金額)です。払込期間が15年なので、16年目以降は返戻金の方が大きくなってその後預ける期間が長いほど増えていきます。
保険料払い込み期間が来る前に解約すると戻ってくる額が支払った額を下回るのはデメリットと言えます。貯蓄したお金を少しずつおろしたりしにくいところもデメリットと考える人もいるでしょう
子供の教育費のための貯金
2つの保険は、子どもが10歳と15歳になった後以降で使う用なので、中学校、高校以降に使うために貯めている分で、幼稚園、小学校のときに必要になるお金については我が家では「ボーナス貯金」をしていきます。現在は共働きなので、夏と冬合計で100万円を目標に頑張って貯金していきます。結構大変ではあるのですが最初貯金を頑張るのがいいかなと。保育料は、毎月のお給料とこれまでの貯金から支払います。
さいごに
子供の教育費貯金方法として我が家で行っているふたつをご紹介しました。こちらです。
・「低解約返戻金型終身保険」を10年、15年と異なった払込年数で加入する。
・幼稚園と小学校の教育費用として「ボーナス貯金」
教育費、やっぱりお金が必要になりますね!
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