2026年2月2日、ヤマハ発動機(7272)は衝撃の発表を行いました。通期利益の爆下げ(下方修正)と、年間配当を50円から35円へと減配。
翌営業日から株価は10%超急落し、現在は1,050円付近。1150円ホルダーの私も含み損で正直悲しいですが、今の戦略を整理しました。

① 下方修正の裏にある「深刻なシグナル」
今回の修正、単なる「会計上のミス」ではありません。主因は「繰延税金資産の取り崩し」。
これは簡単に言うと、経営陣が「アメリカ市場での収益回復が想定以上に厳しいと判断した」という非常に重いメッセージです。
特に以下の2点が懸念されています:
* トランプ関税の影響: 15〜25%の関税を価格転嫁すれば売れなくなり、転嫁しなければ利益が削られるという板挟み状態。
* マリン事業の苦戦: 利益の半分を稼ぐ「稼ぎ頭」のマリーン事業が、在庫過多や金利上昇で利益率を大きく落としています。
② 今、安易に「ナンピン」してはいけない理由
現在の株価1,050円は一見安く見えますが、指標で見ると景色が変わります。
* EPS(今期予想): 46円→17円へ激減
* PER(今期予想): なんと約62倍(異常な割高)
* 利回り: 4.3%から3%台へ低下
③ 2月13日の「本決算」で何を確認するか
私が次に動くのは、2月13日の本決算で「来期予想」が出た後です。
* 「材料出尽くし」になるか?: 来期の利益が正常化(EPS 50〜60円台)する見通しが出るなら、株価が反転するきっかけになります。その場合は、たとえ1,000円を割り込んでいなくても、自信を持って買い増せます。
* 「1,000円」のサポートライン: 1,000円は心理的にも配当利回り的(3.5%水準)にも強力な節目です。ここを明確に割って戻らないようなら、戦略を「買い増し」から「撤退」へ切り替える勇気も必要です。
④ 最後に:優待を支えに乗り切る
今回の減配は確かに辛いですが、ヤマハ発動機の株主優待には「継続保有条件」があります。
この条件があるおかげで、安易に手放せない株主も多く、下値を支えるかなと思われます。優待を待ちながら、この荒波をじっくり乗り切りましょう。
まとめ:2月13日まで待機の鉄則
1150円ホルダーとして、今は以下の3点を徹底します。
* 「何もしない」: 2月13日の本決算までは動かず静観。
* 来期予想の「中身」で判断: 利益が戻るなら1,050円でも買い、戻らないなら950円でも買わない。
* 1,000円を割った時の覚悟: 目を瞑り気長に持ち続けます笑
今は情報が足りなすぎるので会社が来期の「復活」をどう描いてくるか、13日まで冷静に待ちましょう。

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