昔に比べて紫外線量が多くなってきていると言われています。
生後1か月目以降、少しずつ外に出かけることができるようになったときに気になり始めます。
大人よりも肌が薄くて弱い赤ちゃんですが、
「日焼け止めは必須!」という意見と「必要ない」という意見に分かれています。
どちらがいいのでしょう?それぞれの理由を見ていきましょう。
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赤ちゃん日焼け止めは必要?
赤ちゃんに日焼け止めを使う派
まず、赤ちゃんの肌は大人よりも弱いため、紫外線にも敏感に反応しやすいということ。
何も対策していないと、保育園に預けていたり公園ちょっと遊びに行って帰ると ほっぺたが真っ赤!
「日焼けさせてしまった!」ということになります。
日焼けすると、その後肌が荒れてカサカサになって乾燥しやすくもなってしまいます。
また、紫外線を浴びる量です。
一昔前と比べて今の方が紫外線量が多くなっていますし、
大人が浴びる量と比べて子供のころに浴びる量の方が多いと言われています。
平均寿命で生きるとして20歳までに浴びる量が全体の7割になります。
だから、紫外線対策を始めるのは大人になってからではなく早めにスタートする、
特に3歳までのお手入れがその後の肌質に影響します。
大人になってからの方がみんな意識してUVケアを始めるのですが、
それよりも子供のころきちんと対策しておくことが後々の美白、きれいな肌につながるんですね。
赤ちゃんに日焼け止めは使わない派
赤ちゃんに日焼け止めを使わない派の意見を見ていきましょう。
使った方がいいと思っているパパママの中でも日焼け止めを使う時に心配なことはあると思います。
まず、日焼け止め自体が肌に刺激が強すぎてよくないことがあるということ。
日焼け止めが原因で肌荒れを引き起こしてしまうこともあります。
紫外線吸収剤や界面活性剤、防腐剤と肌だけではなくってアレルギーを引き起こす可能性があるというものもあって
身体によくないのでは?という意見です。
赤ちゃんは、手や顔に塗った日焼け止めをどうしても舐めてしまいますからね。
舐めてしまうのも心配です。
また、保育園に通っているお子さんだと朝出かけるときに塗った日焼け止めクリームを洗い流すことができないので
ずっと着けた状態になってしまいます。
保育園の先生に洗い流してもらえるといいのですが、「なかなかそこまで頼むのも。。」というのがあります。
特に乳児の時には長時間外に出かけない限りは他の日焼け防止策で十分なのでは?という話もあります。
赤ちゃん日焼け止め―おすすめする3つの条件
「低刺激」でできるだけ無害な日焼け止めを探すときに必要な条件を見ていきましょう。
ポイントはこちらの3つです。
含まれる成分
SPFとPAの強さ
落とし方
日焼け止めに含まれる成分
日焼け止めには大きく分けると、紫外線散乱剤と紫外線吸収材とが含まれています。
これらふたつの働きで紫外線から肌を守ってくれます。
ふたつのうち、肌への負担が大きいのが紫外線吸収剤
紫外線散乱剤は、紫外線を散乱させ反射することで肌を守ります。
紫外線吸収剤は、紫外線を化学反応によって吸収することで肌を紫外線から守ります。
化学反応を起こしているんで、皮膚への影響を与えやすいんですね。
日焼け止めの中には紫外線散乱剤のみを含む商品があり、そちらの方が肌への負担が少ないです。
赤ちゃん日焼け止めに使いたいSPFとPAの強さは?
赤ちゃんが使う時の日焼け止めは、SPFとPAともに小さ目がおすすめ。
SPFだと10から20程度、PAだとPA++というのが目安になります。
SPF10から20と聞くと小さすぎるように思いますが、
次の時間だけ日焼け止め効果があると聞くと、十分な場合が多いのではないでしょうか。
SPF10だと、20分×10=200分(3時間20分)
SPF20だと、20分×20=400分(6時間40分)
PAは、1日中海水浴!といった場合ではなく「日常でちょっとお散歩」程度だと
PA++で十分です。
赤ちゃん日焼け防止 他の方法は?
日焼け止め以外に赤ちゃんの日焼けを防ぐ方法をみていきましょう。
まずは、帽子です。
つばの大きなものをかぶらせるようにしましょう。
ちょっと大きくなった子だと、麦わら帽子がおすすめです。
通気性よし、つばも大きくしかも軽くて子供への負担も小さいのでおすすめです。
帽子に麻やコットンのブランケットでカバーすることで さらに紫外線から赤ちゃんを守ることができます。
また、夏でも薄手のパーカーを着せるのも効果的。暑いので、通気性のいいものにしましょう。
あとは、出かける時間帯も大事!日中10時から15時ごろまでは日差しが強いので、
できるだけ朝か夕方日差しが弱い時間帯に出かけるようにしましょう。
続いて、軽い日焼け止めでも「椿油」や「ホホバオイル」だと毛穴を防ぐこともなく低刺激です。
オーガニックの製品だと安心して使いやすいです。
日焼け止め自体もそうなのですが、洗い落とすのにごしごし擦って落とさないといけない場合には
赤ちゃんの肌への負担も大きいんですよね。
その点 椿油やホホバオイルだと蒸しタオルで簡単に落とすことができます。
まとめ
赤ちゃんに塗る日焼け止めだけではなく、親が塗る日焼け止めも気をつかいたいところです。
赤ちゃんを抱いているとき塗っていると、赤ちゃんが首回りや顔を触ってその手を舐める赤ちゃんを抱くときは、なるべく首まわり(デコルテ付近)は日焼け止めを塗らないっていうのも手だと思います
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