夏は、暑くて疲れる、寝苦しい、冷房でも疲れる季節です。
疲れてくると、食欲がなくなったり食事が偏りがちになるものです。
夏バテに効く食材で、効率よく夏バテを防止しましょう。
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夏バテ防止効く食べもの10選!
夏バテ防止に効果がある食べ物とは、
疲労効果のある栄養素が多く含まれている食べ物と、
不足しがちになるたんぱく質、ミネラル、ビタミン類です。
疲れた体に効果のある栄養素、エネルギーの代謝をよくするビタミンB1,
ビタミンB1の吸収を助けるアリシン、
疲れたときに出る乳酸を分解するクエン酸。
疲労回復効果があるナイアシンやビタミンCを上手に摂取して、
夏バテを乗り越えていきましょう。
1.豚肉
豚肉は、疲労回復のビタミンB1が豊富に含まれています。
そのまま焼いて食べてもいいですが、野菜炒めにしたり、
豚汁にして野菜と一緒に食べるといいでしょう。
2.豆腐
豆腐は、たんぱく質を多く含んでいるので、お肉を食べたくない場合は、
豆腐でたんぱく質を摂取しましょう。
薬味に生姜、ミョウガなどを使うことで、食欲が出てきます。
同じ豆腐でも、高野豆腐は、たんぱく質が豊富で、
他の栄養も凝縮された食べ物です。
3.鳥の胸肉
たんぱく質は夏バテ防止なので、肉類である鶏肉は効果がありますが、
特に、鳥の胸肉には、たんぱく質の他に、疲労回復物質、
イミダペプチドはあるのです。
これは鳥の胸肉にしか存在していない物質で、脂質も少ないので、
カロリーを気にせずに食べられます。
4.トマト
トマトに含まれているリコピンという成分が疲労回復に効果があります。
生でトマトを食べてもいいですが、加熱すると、効率よく体に吸収されます。
鳥の胸肉を蒸したものとトマトを合わせた簡単サラダなど、
たんぱく質からリコピン、ビタミンと一緒に食べるといいでしょう。
5.ピーマン
ピーマンは、1年中食べることができますが、夏が旬の野菜です。
ピーマンは、レモン並みのビタミンCを含んでいて、
加熱してもビタミンCがあまり壊されないの特徴があります。
さらにβカラテンも含まれているので、抗酸化作用もあるのです。
ピーマンは、高価な野菜ではないので、
毎日食べて夏バテ防止にいいのではないでしょうか。
6.山芋
夏バテになると、食欲がなくなり消化能力も下がってきます。
山芋には消化を助けてくれる消化酵素としてジアスターが含まれています。
ネバネバした成分にも、ムチンという胃の粘膜を守ってくれる働きがあります。
免疫機能の向上もあるので、食欲がない時にはいいのではないでしょうか。
7.スイカ
本当に何も食べたくない時もあると思います。
そんな時はスイカがいいのかもしれません。
スイカにはカリウムが含まれているので、
余分な塩分を排出してむくみを改善してくれます。
含まれているブドウ糖がや果糖がエネルギー源になります。
8.レモン
レモンは、クエン酸とビタミンCが豊富な果物です。
水1リットルにレモンのスライスを2、3枚程度入れただけの
レモン水を飲むだけでも、疲労回復などに効果があるといわれています。
レモネードや、レモンの蜂蜜漬けなどを作っておくのもいいでしょう。
9.カレーライス
カレーに使われる香辛料の効果で夏バテ防止を乗り切りましょう。
香辛料は、胃腸を整えて、食欲増進といった作用があります。
豚肉や野菜を多く入れて作ってみるのもいいでしょう。
10.唐辛子
カプサイシンの力で、夏バテ防止です。辛いものが体に入ると、
胃に刺激を与えることで胃の血流が良くなるので、食欲増進効果はあります。
辛いものの刺激を受けて、交感神経が働くので代謝が上がり、
皮膚の温度が上がって汗が出てくるのです。
辛いものの食べ過ぎは、胃に負担をかけてしまうので、ほどほどにしましょう。
夏は体が冷えているから、温める食べものも効果的
夏は、暑いので体も熱いと思ってしまいますが、
エアコンの効いた部屋にいたり、
汗をかいたままだったりすると体は冷えてしまうものです。
冷えは、体全体の血流やリンパといっためぐりを悪くしてしまうので、
胃腸の不調、体がだるい、肩が凝るといった体の不調が出てしまいます。
なるべく、食事をする時には、温かいもの、味噌汁や野菜スープを食べたり、
お茶の時間は、暖かいお茶にするといいでしょう。
寝苦しい夜などは、寝る前に温かいものを飲んで体を温めると、
リラックスしてぐっすり寝ることができます。
体の温度が下がっていく時にスーッと眠りに入るので、
寝る前に体を温めておくことで、体温が下がり始めた時に、
スーッと眠りに入れるからです。
最後に
暑いからといって冷たいものをガブガブ飲みたくはなりますが、
冷房でかなり体は冷えています。体が冷えると、夏バテしやすくなります。
暑いですが、温かいものを飲んだり、
食べたりして体を温めてあげることも必要です。
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